「20代の恋愛観と30代の恋愛観・結婚観」

最近の気づき。

男性の恋愛観・結婚観の変化と女性の恋愛観・結婚観の変化には、大きな違いがあるのでは?という今回のテーマ。


「青年期女性の恋愛観に関する尺度構成の試み」(阪井俊文・中村晋介)の中で

高卒・短大生・四大生のそれぞれ女性に取ったアンケートの中で見えてきた結果として、「高卒の場合は「生存」、短大卒は「依存」、四大卒は「保存」を求めると している。「恋愛向上志向」や「恋愛実利志向」 の差は、こうした結婚観の違いと関連している と見なすこともできる」という考察が出てくる。

年齢に着目すると、10代後半女性の求める結婚と20代前半女性の結婚がより、実利に傾き、観念的な結婚のイメージが、より実際的な結婚という関係性に実際に利益が生じるかを測るようになっていく。

それに対して男性の結婚観はどうだろうか。

女性に選んでもらえるかという話ありきで進めていくが、これは男性と女性の恋愛対象となる幅が8割2割で逆転する考え方をベースに進める。

これは余談だが(時間がない人は読み飛ばしてね)

男性にとって恋愛対象となる女性は8割、対象とならない女性が2割になる。これに対して女性は恋愛対象となる男性が2割、対象とならない男性が8割となる。(ヘテロノーマティヴィティーの中の話ではあるが…)

閑話休題

ここからは、経験に基づく私見になるが(それってあなたの感想ですよね)

20代前半で、お付き合いすることができた男性は、その恋愛観が成功体験によって強化されてしまう。仲間内での交際、夢や憧れを生む交際、お互いの精神の成長を育む交際、and more…。恋愛の理想を形にする探求ができたと思う。

20代後半で、転機が訪れる。

女性は社会生活の中で、妊娠へのリミットを意識させられる。日本社会において、女性の自由な選択を阻むバイアスに他ならないと思う。自身の意志で結婚をしないものの、子供を望まないこともあるだろう。

理想的な恋愛の追及から徐々に現実的に結婚できる相手、その相手に求める条件へと考えをシフトしていく。

 男性は、どうだろうか。

 社会生活の中で、結婚に対して考えを変えるような劇的な変化はあるだろうか。

 成功の余韻のまま、恋愛を楽しんで、お互いの成長を求めていないか。または、自分の生活の充実のために、女性とお付き合いすることを求めていないか(ぐさっ)

 30代という年齢に到達することが決定打となる。

20代の考えを引きずって男性が、30代の結婚観をアップデートできずに、多くの出会いの場面において無残に散っていくことになる。

 同じ話の内容でも、ベースに持っている考え方で、他者理解にもなれば、将来を見据えた人物像のすり合わせにも読み取れる。ポイントを押さえて婚活の決め手にしてほしい。

 自身の結婚観が、相手の結婚観とすり合わせたときに、比べることができるだろうか。


婚活支援チーム「ククリヒメ」

婚活支援チーム「ククリヒメ」は、「ゆるく 楽しく 真剣に」をスローガンに、恋活、婚活、成婚を目的として活動しています。小さな世話焼きを集約して、集合知を作り出して、出会いから成婚まで幅広く目指していきます。

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