「44歳・大学准教授が「婚活」にハマってわかった、婚活市場の「見えない歪み」(現代マネー・2021年)にまとめられた記事を読んだ。
氏が実際に自身の体験を研究の対象として、フィールドワークとしてまとめたことが大きな成果だと思うの。
内容をすごくかいつまんで話すと、婚活という現象の先行研究を調べ上げて、氏は、現代の婚活の不可能性にたどり着いた。婚活の可能性や今後の展望が、先行研究のまとめで述べられる中、そこに「不可性」という一石を投じたということが、研究の大きな成果だとチーりーは思う。
男性読者胸を抉るような氏の経験と試行錯誤の中で、「年収と職業という指標で男性の参加条件を揃えた婚活パーティーにおいて,女性はそれ以外の指標(若さと容姿)に価値を求め行列を作る。第2の発見事実に見られるように,人々はライフスタイルを基準に開催された婚活パーティーでの出会いから,更にマイクロなマッチングを求める」という真理にも似た結果にたどり着いたの。
研究の上で起きていること、婚活パーティという対面形式おきていることとはいえ、無視できないこの流れを踏まえて、まるで囚人のジレンマのようだと思った。
幸せになりたいのに結果的に葛藤し疲れてしまっている。
そんな男女にこそ、婚活支援チーム【ククリヒメ】の描く婚活を届けたい。
参考
「増大するあなたの価値,無力化される私:婚活パーティーにおけるフィールドワークを通じて」(高橋 勅徳)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsim/40/1-2/40_201/_pdf/-char/ja
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