若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab. 』が、令和4年11月~12月、15~24歳のZ世代にアンケートを取った記事を読み、婚活支援チームとしての見解をまとめた。
1.「恋愛は人生に不可欠」は12.8%、人生で大事なものは「恋愛じゃなくてもいい」へ
恋人がいるZ世代は2割にとどまり、「良いなと思う人がいないなら恋人はいらない」と いった声が聞かれました。
チーりー「確かに、それはそう。良いなって思う感覚が婚活においても、肝心。
時間的・精神的に余裕があって、相手を選ぶことの疲れて果ててなければい
いんじゃない」
2. Z世代の5人に1人が経験!Instagramから始まる恋愛とは
SNSでチェックする項目1位は「趣味・好きなこと」(48.3%) となり、話しかけるきっかけなどを把握するツールとして使われていることがわかります。 ナチュラルな投稿から距離感を縮め、「好きバレ」しない範囲でInstagramを活用しています。
チーりー「トークテーマとしてはよく使う手よね。ツールとしてインスタを使うのは、 真新しく見えるけど、関心から何気ない好意を伝え、相手に関心を持ってもらうという流れは、どの場面でもあることばと思うわ」
「すきって気持ちがばれると気まずいって青春よね。チーりーにも覚えある わ。SNS上に文字として残ってしまうことは、気まずいかも…」
SNSはやってるけどで、マチアプや婚活サイトは利用してないというZジェネたち。 年齢を重ねても、同じ手法にこだわるかがこれから見ていきたいわね。
3.結婚も「人生のゴール “じゃなくていい”」約3割の若者が「子どもはいらない」。キャ リアや自分らしい幸せを優先
約6割が「育休を取りたいが仕事に穴をあけることのほうが不安は大きい」と回答し、 「子どもが出来たら仕事も制限されるのが嫌だ」など、仕事と家庭の両立に不安を感じ る意見が女性を中心に多く聞かれました。
チーりー「婚活支援をやっている身としては、残りの6割の方が対象となるかな。婚活
の意思があるなら、そこからスタートだと思うし」
「子育てに関しては、すべてが子供シフトにならないとやれないと思うの(個
人の見解)。軸足は子育てで、アラベスクでw仕事や生活をやっていくような
ものだと思う。」
4.SHIBUYA109 lab.所長が分析!自分らしい幸せの形が最優先。恋愛や結婚・育児は取捨 選択するもの 子育てがしやすい環境の実現に不安。
現在、少子化対策の強化について注目が集まっていますが、Z世代は子育てをしやすい 環境の実現に対して不安を感じていることがわかりました。
ちーりー「子育て費用インフレの問題、子育て世代に対する不寛容、母数を大きくした 言動(みんな言っている、大人は、子持ちはetc.)。子育てをしている当事者にとっては、ほとんど八つ当たりに等しい。子供を育てるだけで精一杯なのに、応援してくれないの?と思ってしまう。だからこそ、外野は黙って見ていて欲しい。正解のない子育て最前線を。」
まとめ
〇価値観が多様になっても、Zジェネの結婚したい意思のある人たちの中にある。
「恋愛ー結婚ー子育て」の一連の思想「ラブ・ロマンティック・イデオロギー」は、継
続している。
〇推し活や趣味活が上位に来たとしても、婚活の意思のある者は、子育てのフェーズが予
期できない不安と相まってのしかかっていると思う。
〇世代は完全に断絶されていなくて、地続きなんだなと思う。生暖かい目で、若者を見守
りつつ、婚活の段階に入る入り口をやわらかく均しておきたいと思う。
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